税理士の9割がIT導入補助金・助成金に関心なし!(IT化推進状況の調査結果)(一般向け) |
2018年8月31日付でMJS(ミロク情報サービス)が”事業主と税理士等”を対象に行った「IT化推進状況の実態調査(2018年会計事務所白書)」結果が公表されました。
・対象者 :個人事業や小規模企業の事業主300名。
※小規模企業は、社員20名以下の経営者・役員を対象。
税理士・公認会計士294名。
・調査期間:2018年7月13日~7月23日
・対象地域:日本全国
・調査手法:インターネットの活用による調査
調査結果によれば、IT化推進の状況は事業主・税理士等共に積極的な対応を行っていないことが判明しています。AIの発達により、IT化、特に、会計ソフトなどの領域での会計事務所の不要化が危惧されているところ、税理士等の危機感の不足や意識の欠如が目立っているようです。
◆ 調査結果からのトピックス
● 顧問先も自分も詳しくないため、ITの話題にならない: 約5割
● 顧問先にIT導入に関する情報を提供していない : 約5割
→提供しているケースでの内容:・導入実績ある機器やサービスの情報 ・IT活用のコスト削減
● IT助成金・補助金の活用実績 : ”なし”が約9割
→実績なしの理由:・本業以外やらない ・サポートが面倒 ・導入の責任が持てないなど、消極的理由
が多数
● 顧問先へのIT機器・サービスの導入実績 : 45%
→導入実績内訳:・ソフト=会計ソフト関連 ・ハード=PCやサーバー が多数
◆ 会計事務所でのIT活用の状況や目的など
● 主なIT活用の状況
1位と3位は新規顧客獲得関連で、報酬の自由化以来、激戦に。
・HPの開設:37.8% ・クラウドサービスの利用:25.5% ・Webでの予約・相談・問い合わせ:21.1%
・スマホ、iPadなどの利用:20.7% ・Webでの物品購入の発注:18.7%
● 主なIT活用の目的
会計事務所でもコスト削減の意識は高く、回答上位には時間短縮・業務効率化などガ目立っています。
・コスト削減・コスパの向上:53.1% ・所内の情報共有化など:50.3% ・C/Sの向上:42.5%
・生産性の向上:25.9% ・セキュリティ対策強化:25.2%
以下の内容は、SDG相続ドック・グループ加盟後は自由にすべてご覧いただけます。
● 主なIT活用の課題と年間IT投資額
IT導入の課題は”価格(費用対効果)”で・・・
◆ IT関連分野での「顧問先と税理士との関係」
◆ セキュリティ関連では?
● 情報漏えいなどの体験は?
● 取り組んでいるITセキュリティ対策は?
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