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5月度研修会"情報交換コーナー(第3部)のテーマ”のご案内(一般向け)

2025.05.09

 5月10日(土)開催の研修会では「第3部情報交換コーナー(15:10~16:45)」にて下記のテーマについて検討を予定しています。
 事前にいただいた検討テーマや情報は、業務に不可欠・有益で、興味深い内容になっています。もちろん、当日その場でのご質問や情報共有なども大歓迎です!
 第1~2部の研修だけでなく、生きた情報を得られる情報交換コーナーもふるってご参加ください。

1.故父からの使用貸借地の評価単位【前回検討課題の深堀り】~相続税/財産評価~
 ● 娘名義の自宅敷地は故父からの使用貸借地(敷地内に父自宅あり)⇒一体評価に
 ● では、遺産分割協議での合意通りに分筆し、相続したケースの評価はどうなる?
 ● 「評価単位=1画地」は利用区分で個別に評価はできないのか?

2.実態調査にみる開業税理士の顧問報酬や決算報酬、そして総所得金額など
 ● 税理士の高齢化が進展:60歳以上⇒62%超、40歳代以下⇒17%
 ● 平均関与数105件(うち法人30件)、顧問報酬3万円以下が半数、決算報酬20
   万円以下が6割、総所得金額1千万円以下が2/3超、副業は保険代理が4割強

3.東京でも会社への無利息貸付で受取利息を認定し、雑所得課税へ  ~所得税~
 ● オーナー一族が資金を無利息融資したが、 所得税の「同族会社等の行為計算否認
   規定」を適用し、雑所得として課税(更正)!⇒東京不服審判所でも請求棄却!
 ● 貸付条件 ・貸付金:多額(金額不明)  ・目 的:運転資金・株式購入原資
        ・条 件:無担保・弁済期限なし ・利 率:0% ・返済実績あり
 ● 審判所の判断:
  ⑴ 多額な金銭貸付:上記条件での貸付は第三者間の通常取引とは大きく異なる
  ⑵ (オーナー一族の)経営責任を果たすために貸し付けたとはいえない
 ● とはいえ、“多額な貸付金”の基準が明示されていない。いくらまでなら大丈夫?
 ● オーナーによる無利息融資はよくみられるが、課税を回避する方法や対策は?

4.圧縮記帳した圧縮引当金を任意に取崩せるか?       ~法人税/圧縮記帳~
 ● 【赤字法人の決算対策】圧縮資産を譲渡・除却してなくても任意取崩し可能か?
 ● “補助金”と“買換特例”のいずれの圧縮記帳でも、任意の取崩しはOKか?

5.いよいよ税務調査もAIの時代に                ~租税全般~
 ● 先行してAIを活用している法人税・所得税の税務調査では顕著な成果が!
 ● 相続税調査では「AIを調査先の選定」に活用!
 ● 不動産の評価関連でのAI活用は難しそうだが、金融資産には効果を発揮か!?

6.NR5月号のポイント解説
 【メイン】中小企業を巡る人材と人手不足の今どき事情
 【4 面】海外資産調査の情報源~租税条約による情報交換制度~

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